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Green Bookを見ながら・・・。

 

秋晴れが気持ちの良い週初めとなっていますね。

今日も快晴の予報です。

せっかくなら気持ちも秋晴れでいきたいものですね笑 。

さて毎年アカデミー賞が気になります。

別に映画マニアではありませんが、映画は楽しい気持ちになれたりいろんなことを教えてくれたりするので大好きです。

有名な映画や少し以上にマニアックな映画などもいろいろと見てきました ( 残念ながら最近はあまり・・・ ) 。

僕の中でのアカデミー賞は様々ですが笑 。

さて、今までアカデミー賞をとった作品を全て見てきているわけでもありません。

意外に受賞した作品を見ていることも少ないものなんですが・・・。

そんな最近、とあるアカデミー賞作品を見る機会がありました。⬇︎

登場人物像 ( 黒人音楽家 ) が思い描いていたものと大きく違っていてとても興味深く意外性を持って観れました。

評判が良すぎるあまり、ちょっと穿った ? 意見も上がっていましたが、僕はそのようには思えませんでした ( 実は白人至上主義を表した作品だとかなんとか・・・・) 。

ちょっと偏った評価を見ていたので、・・・、どちらかといえば黒人問題に白人が大活躍して乗り切るような、どちらかといえば白人大活躍のコメディータッチ様の喝采活劇かと、そんな映画なんだと思ってしまった自分の短絡さを大いに反省させられる作品でした。

とてもシリアスです・・・。

気持ちが凍りつく様な場面も多々あります ( 幽霊はでませんよ笑 ) 。

ここまで描くかと・・・。

時代がそうだったといえばそれまでなのかもですが。

やはり根強い問題だと・・・。

その中でも印象に残ったセリフがありました ( 邦訳ですが笑 ) 。

『 ただ楽しめばいいんだ

親父がよく言ってた

何をするにも全力を尽くせ

働くときは働け

笑うときは笑え

食べるときは

最後の食事にように食べろ 』

と話しながらドクター ( 医師ではなく黒人音楽家 : ドクターとは呼び名のようなもの ) に今まで食べたことのなかったフライドチキンを食べろとドライバー ( 白人運転手兼マネージャー ) が話す場面での一言です。

僕の親父も似たようなことを僕に言っていた気がします笑 。

世界共通だなと笑 。

また、

『 ケンタッキーの骨は捨ててもいいが ( 車の窓を開けて車外に )

コーラのカップはダメだ拾え 』 と。

( 今ではもちろんどちらもダメですが、時代考証上まあ許容範囲だと考えて ( 笑 ) 。 )

こちらは、黒人ドクターが白人ドライバーを諭し、投げ捨てたカップを回収させる場面です。

ケンタッキーの食べ残しはいずれは他の生物の糧になるだろう、でも、カップは地球に還元されないってことでしょうね。

これまた現在のプラスチック問題に共通するところがありますね。

( 監督が現代の問題を意識してのシーンなんでしょうが ) 。

取り上げたのはほんの一部の会話の場面でしたが・・・。

素晴らしい作品だと感じました。

あまり掘り下げずに本作を見るのが一番だと思いました。

最後に。

手紙を書くときには。

deer okusann

ではなく。

dear okusann

だよと笑 。

 

最後に表題の 『 Green Book 』 とは ? 。

Green (1892~1960年) さんというニューヨーク在住の黒人の郵便局員さんが、黒人の旅行者のために1936~1966年にかけて出版したガイドブックだったようです。⬇︎

様々な不都合が渦巻いていた当時のアメリカでの旅行を可能な限り問題なく過ごせるようにと配慮を尽くしたものだったようです。

時代は変わりました・・・。

 

さて今年のアカデミー作品はどうなるでしょうね。

いろんなことに興味も深まる秋です。

仕事に、食に、レジャーに、最後にキックボクシングに ( ?笑 ) いろんなものを十分に満喫していきましょうね。

 

それではまた気が向いた頃にでもですね。

 

追記:

最後の ? に関してはまた後日にでも・・・ 笑 。

 

 

 

2019年10月29日