今朝はまた冷たい朝でした。
雨が残っていることもあり気温は6.5℃でしたが何となく冷んやりした感じでした。
さてこの数年いろんなことが起きました。
そしてそれは全て現在進行形。
その中でも戦争に関するものを、平和の象徴である今日のバレンタインデーの日に敢えて話題にしたいと思います。
昨日何気なく久々に続きを読みました。
あまりにもの衝撃的な内容で、数年前からなかなか読み進める事が出来ずにゆっくりゆっくりと読んでいる漫画です。
史実を参考にしながらも、あくまでもフィクションとしての漫画です。
漫画の設定地は、以前当ブログでも取り上げたこともあり(ドキュメンタリー映画 『追憶』をご紹介)、また実際に訪問したこともある南の楽園とも呼ばれる 『パラオ』です。
それはそれは目の覚めるような青空と海が楽しめます。⬇︎
パラオといえばダイビングの名所で、ほとんどの方はそれを目的に行かれるといっても過言ではないかと。
僕もそれが目的で・・・ではありませんでしたが、しっかりと満天の空と海を楽しみました。
空には星があふれているんだと初めて経験しましたが、あの時以降に空が星で埋め尽くされている光景を見た事はありません。
そして、あふれんばかりの自然を目の前に、ここがあの太平洋戦争終末期の大激戦地だったとは思えなかったことを覚えています。
両軍合わせて多大な犠牲者(日本:1万人、 米国:1千人)が・・・。
以前ご紹介した映画『追憶』は、その激戦区を指揮していたある日本人大佐の最後の時を描いたものでした。⬇︎
最後の楽園と呼ばれるパラオと日本との深い関係は皆様もご存知のとおり・・?。
そして、今回の話題はこちら。⬇︎
『ぺリリュー -楽園のゲルニカ-』 という名前からわかるように?、パラオが題材です。
ペリリューとはパラオにあるペリリュー島のことです。
しかも表紙からわかるように・・・まさしく戦時中の話です・・・。
作者の方も、『悲惨な戦場を描くことが、どれだけ受け入れられるか不安を感じながらもやりたくて始めた作品です。』 と語られています。
その通り、生々しい戦争の話で、タッチが柔らかい感じなのでサラっとは読めますが苦手な方も多いかなとは思いました。
ところでこちらの作者の『武田一義』さんが以前公式のブログを開設されていました。⬇︎
『武田一義 公式』(2021年8月で更新が止まっているようですが、それまでの記事はまだ読めます)
一部をご紹介。
パラオの立地がわかるこちら。⬇︎
僕が訪れたのはコロール島(首都がある中心地)、ペリリュー島とは少し離れています。
そして今も残る戦禍。⬇︎
僕はこの飛行場にルーツがあるのかもしれないと父から聞いた事があるような記憶がありますが・・、それは置いておきます笑。
前述したブログに(武田一義さん)、3回にわたる訪問記が漫画で紹介されていますが、思わず読み込んでしまいました。
実はこちらの作品は2017年には第46回日本漫画家協会賞の優秀賞も受賞されています。⬇︎
漫画をしっかりと読むようになって10数年、中々に考えさせられた良漫画だと僕は思いました。
全11巻で完結となっていますが、まだ5巻までしか読めていません。
またゆっくりと読んでいきたいと思っています。
戦禍、疫禍、災禍、いろんな事が早く解決することを願って止みません。
ウクライナ、地震、感染症・・・。
今日もいつものように過ごせる事に感謝して精進しようと思います。
最後にやはり今日のバレンタインデーに最も相応しいと思っているこの曲を。⬇︎
以前も紹介しています笑。
追記:
残念なパラオ情報を一つ・・・。
パラオへ訪れた方で行かない方はいない、知らない方もいないと言えるほど地域の方にも観光客にも大人気だった『ドラゴン亭』さんが2020年9月に閉店されています。
日本からの観光客がほぼゼロになった影響は大きいと・・・。
もちろん僕も訪れた事がありますし、パラオで初めてお伺いした飲食店でもありました。
非常に残念です。