『岩惣』さんにて。

『岩惣』さんにて。

 

昨日は予報通りに雨も降り気温も下がり、少し過ごしやすかったはずなんですが・・なんとなく気怠さを感じた一日でした。

前日飲み過ぎ?ではなく湿気ですかね笑、意外にちょっとした変化に敏感?弱体化?している気がしました。

以前は自分で言うのもアレですが、無尽蔵の体力を持っていたと・・?笑。

そんな気怠さ残る夕刻の空は。⬇︎

小雨混じりの曇り空でした。

それでも、空を見ていたら不思議と疲れも消えていきました。

そして遠い空を見ながら、いよいよ明日からサミット開始か・・なんて、僕にはあまり関係ありませんでした笑。

さて、今日から広島サミットが開催です。

正式名称は第49回先進国首脳会議で、いろんな呼ばれ方をしますが、G7=Group of Sevenですね。

実は新鮮に感じた私・・苦笑。

そんな開催初日の本日には各国首脳への『おもてなし』として夕食会が開かれます。

今回は、宮島にある老舗旅館『岩惣』さんで行われる予定です。

それを聞いた僕は、またしても遠い目で『岩惣』さんか・・。

最近は昔を懐古することも多くなっています。

そんな・・某日の思い出を(結構自慢笑)。

某所へはフェリーで向かいました。⬇︎

フェリーからの眺めは筆舌に尽くし難いものでした。

外をぼーっと見ていたら・・虹🌈が。⬇︎

何度も変更を繰り返しやっと行けたので、思い切って訪れて良かったと心から思った瞬間でした。

ずっと眺めていたかったんですが・・所要時間およそ10分少々で到着。

このフェリーに各国首脳の方々も乗られるんでしょうかね?。

到着すると港には旅館お迎えのバスが待っていてくれました。

速やかに乗り込むと、結構な山道を猛スピードで駆け抜け(冗談です、ゆっくり流して頂き)、5分程で到着しました。

この時の素朴な心境・・どれだけ山奥に連れて行かれているんだろう笑。⬇︎

そうなんです、地図を見て頂ければお分かりのように、今回の広島サミットの夕食会の会場になっている『岩惣』さんへが目的地でした。

実は商店街方面には一般車が走れる道路がありませんから、送迎車は山道を通ります。

到着後は荷物を置いてひと休憩し、車で来た逆方面へ迎えば、あっという間に『厳島神社』『表参道商店街』ってことになるんです。

なので、初めから送迎車に乗らずに商店街方面へ歩けば旅館までも意外と行けることは行けるんですが・・(しかし砂利道などもあるのでキャリーを引いていくのはちょっと)。

これが『岩惣』さんの入り口です。⬇︎

玄関だけでも十分な歴史を感じました。

館内は広く、長い廊下には歴代訪問の方々の写真も。⬇︎

厳かな時間が流れていました。

お部屋にはこちらが。⬇︎

女将さんからの文章を読むと、明治40年当時の『栄子』女将の発案から生まれたのが『紅葉まんぢう』だとか。

そうなんです、僕もみなさんもワンちゃんですら?大好きな『紅葉まんぢう』は宮島発祥なんです。

何故にワンちゃんまで好きなのかは・・当ブログの昔の話題にて(笑)。

さて、有り難く『紅葉まんぢう』を頂いてから散策へ向かいました(“まんぢう”の表現が気に入ったので何度でも笑)。

お部屋でまったりが出来ない性分です。

商店街はお店が沢山ですごい賑わいでした。

『スターバックス』さんもありました。⬇︎

観光地のスターバックスは周囲に合わせるような造りのお店が多いので必見です。

もみじ饅頭屋さんも軒並みで、揚げもみじが流行りでした。⬇︎

当然その他のご当地お土産店も目白押し。⬇︎

夜のおつまみにもなり得る品が沢山です。⬇︎

牡蠣とアナゴ関連をたくさん見かけました。

よく知らなかったのですが、宮島といえば牡蠣とあなごなんだそうです。

広島といえば牡蠣とはもちろん知っていました。

牡蠣とあなごの関係性は・・、もちろん大アリで。

ネットで見かけた資料サイトによると。⬇︎

●牡蠣筏で(かきいかだ)で牡蠣を育てる際、牡蠣自身が出す泥が海の底へ溜まり、海底が泥池になる。
●その泥池へあなごの餌となる小魚や甲殻類が豊富に生息し始める。
●餌が豊富な牡蠣筏の海底に、あなごが集まってくることから、広島・宮島はあなごが有名となった。

なるほどですね、なので牡蠣とくればあなごと言うわけですね。

あなご、食べてくればよかったです笑。

飲料も豊富で、夜の一杯もしっかり手に入れました。⬇︎

そして日も暮れかかる寸前の、改装中の『厳島神社の大鳥居』でした。⬇︎

改装中なのが非常に残念だと思う方が多いかと思いますが、改装中なんてもうしばらくは見れないかもと思い、しっかりと見れて良かったと思いました。

今度、改装後の御姿を見に行く予定です。

その後もゆっくり散策し、宿の横道に戻ってきました。⬇︎

真っ直ぐ進むと玄関へと。⬇︎

こちらの旅館には本館と新館、そして離れがあります。

お部屋へ続く通路から趣深いものでした。⬇︎

お部屋はこちら。⬇︎

笑。

お部屋は皆様の想像通りの歴史深いお部屋でした。

もちろんこちらも一杯。⬇︎

お部屋に置いてあったコップで笑。

とても美味しかったです、もう数杯分買っておけばよかったと後悔しました。

そして、何よりお宿で用意して頂いたおつまみが絶品でした。⬇︎

お夜食用にと頂いていました(因みにおそらく全員頂けますご安心を)。

箱の中は。⬇︎

大好きなお稲荷さんと生姜、最高でした。

口卑しい僕は・・勝手に2個入っているかと思っていました大笑。

歴史深い宿での夜は・・やはり酔ってました。

朝、とある目的地へ向かう前に玄関を一枚。⬇︎

ギラギラしたことをしたり、そんな場所が大好きな若人時代でしたが、今ではうちに秘めて笑、趣深い落ち着いた場所も大好きになりました。

最後に瀬戸内海を見れたこの景観が忘れられません。⬇︎

老舗の旅館で、地場ワインを頂き、景観を愛でる・・これ以上何も要りません欲しがりません・・何か聞いたことのあるフレーズ笑。

今晩は、この『岩惣』さんで各国首長の皆さんが日本の文化、食事、そしてお酒も嗜まれて世界平和へ向けた意義ある話が弾めばいいなと福岡の片隅から願っています。

 

それではまた昔を顧みたくなった頃にでもですね(省みるではありません笑)。

 

 

2023年05月19日