昨日無理やりの開花宣言が出た福岡笑ですが、今日は午後から結構雨が降るとか・・。
明日から週末へかけては絶好の日和になるのでは?。
何日和になるかは僕にも分かりませんが笑、思いつくままに後悔の無いような時が過ごせればと思っています。
さて、僕にとっては普通に読めるこちらの地名をご存知ない方も多い?。
それは大分県にある『杵築』です。
こちらは『きつき』と読みますが、キネツキと呼んでしまう方もいる・・。⬇︎
こんな紹介パネルから始まる『杵築』の展示会がアクロスさんのお馴染みの一階コーナーで開催されていました。⬇︎
九州の『小京都』と呼ばれていたとは知りませんでした苦笑。
そういえば秋月も小京都と呼ばれていたのでは・・果たして九州には他には幾つの?、そもそも全国に小京都とは幾つ?。
疑問に思ったらすぐに解決笑。
ちなみに全国には38の小京都があるとか(令和5年時点)。
なので、どう考えても京都以外の全国にあるわけではありません。
それでは九州には幾つ?。
九州には7つあるようです。
7つも!!。
先日訪れ、京都に似た町並みだと思った長崎県には小京都は無いようです。
それでは九州の7つの小京都とは?。
福岡では朝倉の秋月。
佐賀では小城市。(伊万里市)
大分では冒頭の杵築市と日田市のなんと2つ。
熊本では山鹿市。(人吉市)
宮崎では日南市。
鹿児島は南九州市(旧知覧町)。
結構ありますね。
では欄外の( )の都市は?・・以前は認定(加盟)?されていたようです。
この2都市以外にも全国的には退会されたり、再加盟されたりしている市町村が結構あるようです(理由は様々・・、例1:別の観光誘致戦略の目処が立った、例2:ちょっと財政的に・・等々)。
やはり、人生じゃなかった、市町村色々です。
それでは、認定とは?。
そうなんです、一般的に小京都を名乗るには、特定の条件を満たした上で『全国京都会議』への加盟が条件になります。
では『全国京都会議』とは?。
要は京都を中心に、やはり京都の伝統・文化に憧れを持つ市町村が集まって、それぞれの地域の伝統・文化も全国に発信し、さらには町のイメージアップと観光誘致に広がればということを願った会だそうです。
願えば誰でも入れる訳でもなく笑。
それでは小京都と呼ばれるにはどのような敷居(基準)があるんでしょうか?。
①京都に似た自然景観、町並み、たたずまいがある
②京都と歴史的なつながりがある
③伝統的な産業、芸能がある
以上の①、②は京都風である事が条件、③が地域独自のって事になるかと。
③ならなんとか頑張ればって所でしょうが、これが意外に難しくもある?。
というように上記の基準を満たせば加盟が可能で、一般的に小京都を胸を張って名乗れると。
しかし観光宣伝目的や自然発生的な自称・他称の小京都は多い・・と(Wikipedia)笑。
人の世界でも自称の方って結構いますから笑、やはり人生色々です。
というように、小京都って話題でかなり脱線しましたが笑。
そもそもは『杵築(きつき)』が小京都と呼ばれていたとは僕が知らなかった事と大分縁以外の方にとって『きつき』と呼ぶのが難しいって話題でした笑。
そんな『杵築(きつき)』を紹介したパネル展では他にも知らなかった事が紹介されていました。⬇︎
『拝啓 お殿様、今もこのまちは最高です。』・・お殿様?。
この地にはお殿様も居て、お城もあったんですね(今も健在)。⬇︎
立派なお城です。
幻の天守閣で話題の福岡ですが、小振りながらも天守が残っている杵築城が羨ましいです(実際には慶長13年(1608年)に落雷で焼失し、その後復元)。
きっとお花見の時期にはライトアップもされる?。
どうやら過去には本当にお花見の時期に合わせてライトアップもされたようです(今年がどうかは未確認です笑)。
今回の企画を契機に、福岡城も幻と言わず復元してはどうなんでしょう?。
しかし、復元の条件としては確かに存在していたとする資料と共に詳しい建築の概要が存在していることといった厳格な国の基準があるようです。
残念ながら、福岡城にはそれらが残っておらず(現時点では・・)、文化庁が定める「復元」として天守を再現することは出来ないようです。
それは分かっていますが、そこをなんとか出来ないものですかね?出来ないんでしょうね・・苦笑。
それにしても着物姿と城下町が素敵な『杵築』。⬇︎
大分で大学時代を過ごしていながら、読み方以外は全くと言っていいほど知らなかった『杵築』。
あらためて訪れてみようかと思っています・・時間だけは無尽蔵にあったあの頃に・・後悔しきれません笑。
他にも、せめて九州の小京都くらいは全て訪れたいものです。
それでは週末の快晴を願って今日もいつものようにですね。