MUJI BOOKS。

MUJI BOOKS。

 

本当に寒さが和らぎました、汗ばむほどの日中です。

思えば(思わなくても 笑)、3月も半ばにさしかかりました。

最近思います、時間は有限だと・・・。

今日も無為に過ごすことなく、いつまでたっても同じことしか言わない人間にだけはなりたくないと思いながら過ごそうと思います・・・笑。

さて、3種の唐辛子カレーに始まり、大豆ミートに至るまで、僕の琴線から外れることのない『無印良品』さんですが・・・、本を取り扱っている店舗があります。

そうです、『MUJI BOOKS』です。

どこにでもあるわけではなく、併設されているのは国内約500店舗の中で約50店舗にしか併設されていません。

ちなみに福岡県には『無印・・』は23店舗、福岡市には9店舗、僕のお庭(笑)天神地区では2店舗があります。

その中でも『MUJI BOOKS』があるのは以下の3店舗のみです。

1、MUJIキャナルシティ博多

2、ガーデンズ千早

3、イオンモール福岡伊都 

ちなみに九州では福岡、熊本、沖縄の3県のみ。

お隣の熊本県では『COCOSA熊本下通店』のみにあるようです。

九州第二の都市ですら1店舗しかないので貴重な店舗です。

なので、僕が一番訪れやすいのは『MUJIキャナルシティ博多店』ってことになりますが、・・・実は『COCOSA熊本下通店』の方によく行けてたりして笑。

そんな『MUJI BOOKS』さんにはこだわりのセレクト本がたくさんで、一度訪れたらしばらくはお店から出れなく・・、まさしく無印迷宮へ入り込んでしまうのが常です(苦笑)。

専門書が多く、こだわった本が多いので一つのコーナーだけでも十分過ぎで。

幸い立ち読みは昔から嫌いで、本当に読みたいと思う本かどうかはパラパラとめくって目に付く文章を読んであとは直感で購入です、今までにハズレがほぼないのも才能かと自負しています(笑笑)。

なので一つのコーナーにずっと居座ることはないんですが。

それでも料理、生活、芸術、旅行、カレー・・・あらゆる分野のコーナーが盛りだくさんで、中々周りきれません。

そんな一般の本屋さんとはちょっと違う『MUJI BOOKS』さんですが、最近知った事実が・・・。

実はオリジナル本も出版されていた!!。

今まで知らなかった!!、・・・なんという失態・・・なんというエセ無印愛好者ぶり・・・情けない・・・笑。

気づいたきっかけはこちら。⬇︎

よくありがちな、顔写真付きの各作家の特集コーナーかと。

軽く流そうかと思いましたが、熊本に大いなる由来があるこちらの作家さんに気付いたので。⬇︎

それは『ラフカディオ・ハーン』さんですね・・・。

ラフカディオ・ハーンは出生名で、日本国籍取得後は『小泉八雲』と名乗られていたんで、こちらの名前が馴染みの方も多いかと。

いや〜博学!!(ア○です、ご存知の方も多いですねすみません笑)。

ちなみに小泉八雲さんは熊本大学(第五高等中学校)で英語教師としても教鞭をとられていたんです。

その時の居宅が今でも保存されています(街のど真ん中、鶴屋さんの裏手)。

そんな居宅訪問はまたの機会に笑。

そんな八雲さんが特集されており、僕が知っている『怪談』以外にどんな作品があるんだろうと疑問に思えて近づいたら・・・。⬇︎

全部、小泉八雲、小泉八雲、小泉八雲、小泉八雲・・・・ずーっと、ずーっと・・・・・小泉八雲、そして人と物13笑。

ここでさすがに異変に気付きました。

これは通常の作家の特集コーナーではないな?と。⬇︎

人と物・・・。

どうやら作家の作品ではなく作家自身に焦点を合わせた本のようだと。

これが無印さんのオリジナル本でした。

ジャンルを問わない、暮らしを見つめた文筆家を取り上げたと。

さらに各人の愛用品を「くらしの形見」として収めていると。

素敵な発想と試みですね。

やはり面白いものを提案して頂けます。

食べ物だけにとどまらず、いろんなものを提案して頂ける無印さんからはこれからも目が離せませんね。

さてこの文庫本『人と物』シリーズでは毎回テーマごとに数名の方が取り上げられていますが、第一弾 「素をさがして」編で取り上げられている、以前話題にした僕の小学生時代の愛読雑誌だった『暮しの手帖』の初代編集者:花森安治さん編をまずは読んでみようかと思っています笑。

さていくつまで読めるでしょうね・・・。

 

それでは小泉八雲編にたどり着いた頃にでもまたですね。

 

 

 

2022年03月15日